榎本了壱先生の特別講義が開催されました。
2016年6月22日(水)、榎本了壱先生の特別講義
「21世紀のクリエーション-20世紀終盤のクリエーションから読み取る-」が開催されました。
現在もクリエイティブディレクター・プロデューサーとして活躍されている榎本先生。
1969年、劇団「天井桟敷」の舞台「天井桟敷館」の製作に関わるお話に始まり、映画「書を捨てよ町へ出よう」の美術、雑誌「ビックリハウス」の編集についてなど、過去のお仕事から現在に繋がる幅広いクリエーションについてお話頂きました。
圧巻の仕事量と密度に学生も聞き入ります。
近年取組んでおられる「高丘親王航海記」(澁澤龍彦 著)を元にした絵と文字によるアートワークも紹介頂きました。秋頃に予定されている個展に出品予定だそうです。
締めくくりは寺門考之教授・かわいひろゆき教授とのトークセッション。
お二人は過去に榎本先生が審査員を務める公募展でそれぞれ賞を受賞されているご縁があります。
当時のグラフィックデザインやイラストレーション、演劇まで、話題は尽きる事がありません。
質疑応答を経て、無事終了。
榎本先生、ありがとうございました。